Dolphin/ja: Difference between revisions
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'''Dolphin'''は使いやすさに注力したファイル管理ソフトウェアです。''使いやすさ''という言葉を見ると、初心者を対象としていて、基本的な機能しか提供されていないのかと思われるかもしれませんが、それは違います。 | '''Dolphin'''は使いやすさに注力したファイル管理ソフトウェアです。''使いやすさ''という言葉を見ると、初心者を対象としていて、基本的な機能しか提供されていないのかと思われるかもしれませんが、それは違います。 | ||
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使いやすさに注力するというのは、機能を探しやすく、そして効率的に使えるということです。どんな機能を組み込むかは'''Dolphin'''がターゲットとするユーザ層に合わせて決められています。 | 使いやすさに注力するというのは、機能を探しやすく、そして効率的に使えるということです。どんな機能を組み込むかは'''Dolphin'''がターゲットとするユーザ層に合わせて決められています。 |
Revision as of 00:52, 31 December 2015
使いやすさに注力した、多機能なファイル管理ソフトウェア |
特徴の概要
一見シンプルなファイル管理ソフトウェアに見えますが、実は色々な機能があるのです。以下のようなものなどがあります。
- 分割ウインドウ - 2つのディレクトリを同時に開くことができます
- 表示オプションはウインドウ毎に設定、保存できます
- タブブラウジング
- 右側に情報パネルを表示できます
- あるいはウインドウ内に必要な情報を表示することもできます
- 'パンくずリスト'でナビゲーションを効率化できます
- 1クリックでナビゲーションバーにパスを入力できます
- 伝統的なナビゲーション方法の使えるフォルダーパネルを追加できます
- 今開いているディレクトリで作業できるターミナルをウインドウに追加できます
- 多くの機能がキーボードショートカットで操作できます
チュートリアル
理念
Dolphinは使いやすさに注力したファイル管理ソフトウェアです。使いやすさという言葉を見ると、初心者を対象としていて、基本的な機能しか提供されていないのかと思われるかもしれませんが、それは違います。
ターゲットとするユーザ層
使いやすさに注力するというのは、機能を探しやすく、そして効率的に使えるということです。どんな機能を組み込むかはDolphinがターゲットとするユーザ層に合わせて決められています。
- リサ: リサは10年の間コンピュータと親しんできました。仕事の関係で、Word、Excel、Outlookの経験があります。家ではコンピュータを主にWebを閲覧したりメールを書いたりするのに使っています。彼女はカメラで撮影した画像や、メールに添付されていたりブラウザでダウンロードしたりしたPDF書類を整理するためにファイル管理ソフトを必要としています。 リサはフォルダやファイルの階層構造といった概念を知っていますが、Linuxのそれには詳しくありません。
- サイモン: サイモンはソフトウェア会社で開発者として働き8年になります。家ではファイル管理ソフトウェアを使って膨大な写真と音楽のコレクションを管理しています。さらに彼は小さなホームページを持っていて、FTPサーバーにファイルをアップロードする必要があります。ファイルの移動やコピーは彼にとって日常的な作業です。
フレッドやジェフのようなユーザーはDolphinのターゲットには含まれません:
- フレッド: フレッドは75歳で、メールを書いたりWebを閲覧したりできます。ファイルの階層構造はよく分からず、全ての書類をデスクトップに保存しています。
- ジェフ: ジェフは彼が16歳の頃からのLinuxマニアで、ソフトウェア開発者であり、また空いた時間には小さな会社を経営しています。大量のアプリケーションを開いて概観し続けるために、ジェフは2つのモニターを使っています。
フレッドやジェフはDolphinを使えないという訳ではありませんが、フレッドには重荷となる機能やコンセプトがあるかもしれませんし、またジェフにとっては日々の作業に必要とする機能が欠けているかもしれません。
邪魔にならない機能
Dolphinに機能が追加される前には、それがターゲットユーザ層に必要なものかどうか検証されます。もし必要ないと判断されたとしても、つまりその機能が追加されないということを意味するというわけではありません。その機能が邪魔にならないことが証明できれば、Dolphinの主要なターゲットでないユーザにも価値を提供できます。邪魔にならないというのは、主にユーザインタフェースに関係します。もし機能がメインメニューやコンテキストメニュー、ツールバーに余計なものをいくつも追加するなら、ターゲットとするユーザにとって害となる可能性があります。その場合、機能は追加されません。
邪魔にならない機能の良い例はDolphinの埋め込み型ターミナルです。サブメニューに一つ項目を追加するだけですが、ターゲットユーザでないジェフにとって大きな価値があります。
オプション
「標準的なユーザ」というものは実在しませんから、オプションは必要です。ただし、Dolphinにとってあらゆるオプションを提供するというのは目標ではありません。やはりターゲットとするユーザ層のニーズに注力しています。オプションを追加すると他のオプションを探すのが難しくなりますから、機能を追加する際のルールと同じものをここでも適用しています。
ヒントとトラブルシューティング
Problem: Dolphin's menu entries
and/or don't have any options. Nepomuk is enabled in System Settings.- Solution: Rename the folder ~/.kde4/share/apps/dolphin (in some distros it will be ~/.kde/share/apps/dolphin) and restart dolphin. This will purge your dolphin customizations but the entries should be back. If everything works as expected you can then delete the folder. This happened to me after an upgrade from KDE 4.4 to 4.5
Problem: When I choose the application to open a specific filetype with, it seems to affect other filetypes too. It’s like Dolphin cannot tell the difference between the two different filetypes.
- Solution: Probably the KDE platform does not know about one of the two filetypes, so it associates the filetype to a different, known filetype. This is common with XML-based filetypes; even if they use a file extension of their own (e.g. .xliff or .graphml), if they are not a filetype known by the KDE platform, they will be treated as any other XML file, and opened with the default application to open XML files.
- To solve this issue, you can use File Associations to create an entry for the unrecognized filetype.
Also see forums and the Dolphin Handbook.
キーワード
ファイル管理, ファイル マネージャー, ファイル ブラウザー, メタデータ, Nepomuk