Krita/ja: Difference between revisions

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* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 5|チュートリアル: カラーぼかしブラシ]]
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* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 6|チュートリアル: カーブブラシ、パーティクルブラシ、ダイナブラシ]]
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 6|チュートリアル: カーブブラシ・パーティクルブラシ・ダイナブラシ]]


* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 7|チュートリアル: スケッチブラシ・髪の毛ブラシ・チョークブラシ]]
* [[Special:myLanguage/Krita/Tutorial 7|チュートリアル: スケッチブラシ・髪の毛ブラシ・チョークブラシ]]

Revision as of 10:51, 30 December 2015


Krita 2.4 の、右クリック クイック アクセス リングが表示された状態 -- イラストの作者: Tyson Tan
Kritaロゴ (2.4時点)
Kritaロゴ (2.4時点)
Krita、KDEのデジタル彩色・描画アプリケーション

Kritaはデジタルペインティング、コンセプトアート、漫画、テクスチャ作成などの用途を想定し設計されました。豊富な機能と人間工学に適い、かつ柔軟なユーザーインターフェイスが搭載されています。

開発の最新情報はKritaオフィシャルサイトをご覧ください: Krita.org

Krita 2ハンドブック(草稿)

1.6版のハンドブックが老朽化しているためKritaの新しいハンドブックが必要となっています。ぜひ奮闘中の草稿Krita 2 Manualに目を通してください、そして、コンテンツ追加へのご協力をお願いします。

イントロダクション

Krita はデジタルペインティング、画像編集、コンセプトアート、コミックス、ゲームアートもしくは 3D モデルのテクスチャ作成、といった用途に適した、無料でクロスプラットフォームな創作アプリケーションです。現実の画材や工程を模してデザインされていますが、レイヤーやフィルター、ペクターパス描写、タイポグラフィーといったデジタル・アーティストが求める機能や、統合されたカラーマネジメント補助機能も搭載されています。 KritaCalligra プラットホームを基盤としたKDE アプリケーションです。

特徴

  • ドローイング&ペインティング指向の設計

  • カラーホイール、カラー履歴、お気に入りのブラシ等を内蔵したユニークな「アーティスト・パレット」を右クリックで利用できます。

  • 多様で高度な設定が可能なブラシ・エンジンによって自然媒体の模倣、あるいは新たな独自のブラシ・ストロークを創作することが出来ます。

  • 乗算、オーバーレイ、不透明度調整などの機能を含む多彩なレイヤーモード

  • 複雑な形状や、編集可能なテキストを取り扱うことができるベクターレイヤー

  • オートセーブ

  • カスタマイズ可能なツールバーとショートカット、ドラッグ&ドロップで配置換えができるパネル

  • GIMPやAdobe Photoshopの形式を含む、多くのフォーマットをサポート

  • 統合カラーマネージメントシステムとRGB、CMYK、L*a*bなどの色空間変換に対応

  • OpenShiva、Python、 Ruby scriptsによる拡張が可能
  • 多くのGNU/Linux ディストリビューション, FreeBSD, Microsoft Windows そして Mac OSXに対応するクロスプラットフォーム

インターフェイス

Kritaはたいへん柔軟でユーザーフレンドリーなインターフェイスを持っています。ツールバー、キーボード・ショートカット、さらに移動可能なタブもしくはドッカー内の特別なツールなどほぼすべてのインタフェースが個人やチームの特別な需要に適合する形にカスタマイズ可能です。ドッカーはドラッグ・アンド・ドロップによってスクリーン上を移動させる事が可能なパネルです。個別のタスクに合わせてカスタマイズされた環境でこれらのツールを利用するのに時間を必要としません。ワークスペースそれぞれに名前を付けて保存し、後でまた使うことが可能です。右クリックでアクセスできるアーティスト・パレットとの組み合わせによって、アーティストはプロジェクトによる物か自身の作業上必要な物かを問わず、必要な物を区別せずに利用する事が出来るようになります。

ツールバー

Kritaでは右クリックで簡単にツールバーをカスタマイズできます。Kritaには「ファイル類」ツールバーと「ブラシ類」ツールバーの2つのツールバーがあります。あらゆる機能のツールバーへの追加と削除が可能で、テキスト位置やアイコンのサイズ、並びの変更も可能です。ボタンのテキストは変更可能で、さらにお望みのアイコンに変更することでオーバーラップさせることもできます(要KDE plasma workspace )。ツールバーのカスタマイズ時には、機能リストを検索することができます。

ショートカット

Kritaでは簡単にショートカットを変更することができます。ショートカットは1つのコマンドに対し、メインとオルタナティブの2種類の割り当てが可能です。ショートカットのカスタマイズ中もコマンドリストの検索ができます。設定したショートカットが他のコマンドと重複してしまった場合は、ユーザーに知らせてくれます。

Kritaのショートカットキーは、あなたの作業を効率化するものや他のソフトウェアを模したものに、あるいはその両方にも設定できます。

ドッカー

ドッカー(Dockers)はドラッグ&ドロップで操作可能なツールのオプションパネルです。いつでも欲しい時に呼び出すことができ、水平/垂直方向に大きさを変えることができます。複数のドッカーはスペースを共有する形でグループ化でき、それらはタブで切り替えることが可能です。パネルのタイトル部分を右クリックすることで簡単に、ドッカーの全リストから選ぶかたちでの追加、または追加したドッカーの削除を行うことができます。使用していないときにはスペースを稼ぐためにドッカーを畳むこともできます。

パレット

Kritaには2種類のパレットがあります。ペイント&ドローイングソフトではお馴染みの、よく目にするタイプのカラーパレットはドッカーとして提供されます。もうひとつは、カラーセレクター、カラーヒストリー、お気に入りのブラシにクイックアクセスが可能な非凡なるパレットです。このクイックアクセスパレットは、キャンバス上を右クリックすることで呼び出すことができ、色の変更やツールの切り替えの煩わしさから解放されます。作業に没入できるのです。お気に入りのブラシをパレットに保存(Save to Palette)ボタンをクリックすることで、このパレットに追加することができます。

ブラシ システム

Kritaには、強力で高度にカスタマイズ可能なリアルの画材をモデリングしたブラシが搭載されています。ブラシ設定パネルでは、ブラシはタイプごとに並べられていて、それぞれが多彩な設定項目を持っているため、ユーザーは心行くまで調節することができます。ブラシセッティングウィンドウの右にあるスケッチパッドでは、現在のブラシのセッティングで試し書きができます。その下に設置された、アイコンをクリックすることでスケッチパッドの 背景色を設定したり、グラデーションに設定することができます。

ブラシツールを使用(ツールボックスの「ブラシで描く(Paint with brushes)」を選択)している時は、キャンパス上でShift を押しながら水平方向にドラッグすることで、ブラシサイズをかえることができます。Ctrlを押している間は一時的にカラーピッカーに変わります。マウスホイールをクリックしているときはキャンバスの移動になります。右クリックで クイックパレット。ツールバーにブラシの不透明度と流量の2つのスライダーを目にするかも知れませんが、ここには同時に2つまでしかスライダーを表示できません。スライダーを別のものに変更したい時はスライダー右の三角をクリックし、現れた一覧のプラスボタンをクリックすることで変えられます。

安定版ブラシ(Stable Brushes)

  1. ピクセルブラシ(Pixel Brush) (デフォルトのブラシ)
  2. ぼかしブラシ(Smudge brush)
  3. 複製ブラシ(Duplicate brush)
  4. フィルター ブラシ
  5. 髪の毛ブラシ(Hairy brush)
  6. ハッチブラシ(Hatching brush)

試験版ブラシ(Experimental Brush)

  1. チョーク ブラシ
  2. カラーぼかしブラシ(Color Smudge brush)
  3. カーブブラシ(Curve brush)
  4. 変形ブラシ(Deform brush)
  5. ダイナ(ミック)ブラシ (Dyna brush)
  6. エクスペリメントブラシ(Experiment brush)
  7. グリッドブラシ(Grid brush)
  8. パーティクルブラシ(Particle brush)
  9. スケッチブラシ(Sketch brush)
  10. スプレー ブラシ


対応するファイル形式

下記のファイル形式は直接Kritaで開くことができます。しかし、直接セーブができるのはネイティブサポートの形式のみです。ネイティブサポートされていない形式のファイルを保存するときはエクスポートを使用してください。ご使用のOSや環境によっては動作しない形式もあります。

ネイティブでの読み込みと保存に対応するファイル形式

  1. Krita 文書 (.kra)
  2. OpenRaster Archiving 画像 (.ora)
  3. PPM 画像
  4. PGM 画像
  5. PBM 画像
  6. PNG 画像
  7. JPEG 画像
  8. Windows BMP 画像
  9. XPM 画像
  10. XBM 画像
  11. TIFF 画像
  12. EXR 画像

インポートとエクスポートに対応するファイル形式

  1. Open Document Drawing
  2. Photoshop 画像 (.psd)
  3. GIMP 画像 (.xcr)
  4. PDF 文書
  5. GIF 画像
  6. Nikon NEF raw 画像
  7. Canon CR2 raw 画像
  8. Sony SR2 raw 画像
  9. Canon CRW raw形式
  10. Pentax PEF raw形式
  11. Sigma X3F raw形式
  12. Kodak KDC raw形式
  13. Minolta MRW raw形式
  14. Sony ARW raw形式
  15. Kodak K25 raw形式
  16. Kodak DCR raw形式
  17. Olympus ORF raw形式
  18. Panasonic raw形式
  19. Panasonic raw2形式
  20. Fuji RAF raw形式
  21. Sony SRF raw形式
  22. Adobe DNG 形式
  23. SVG形式
  24. 圧縮SVG形式
  25. WMF形式
  26. Wordperfect / Drawperfect 形式
  27. Karbon14形式
  28. EPS形式
  29. PostScriptドキュメント

Kritaの入手

KritaCalligra Suiteに含まれる形でダウンロードできます。

詳細情報

ヒント、Tips、チュートリアル

ユーザーベース(UserBase)のチュートリアル


動画チュートリアル

コミックとチュートリアルDVDのセット